斎藤歯科クリニック

歯周内科

本当に怖いのは歯周病
私たちが歯を失う一番の原因は、実は歯周病です。しかも知らない間に進行し、気付いたときは手遅れで、一度に何本も抜けることが多く被害は甚大です。歯の表面には、食事のたびにネバネバした 薄い膜状のものが作られますが、これが歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊です。 歯垢は石灰化すると硬い歯石になり、自分では取り除くことができません。 歯垢1ミリグラムには、細菌が1億個もいるといわれ、これが歯肉に炎症を起こし、 さらには歯を支える歯槽骨まで溶かしてしまいます。 支えを失った歯は、まとまって抜け落ちてしまうのです。

歯周内科治療とは?

バナペリオは細長い試験紙で、表面に検体塗布膜と判定膜が帯状に付いています。

●次のような手順で歯周病原菌の有無を検査します。

  • 歯肉緑下の歯垢(検体)を採取し検体塗布膜に塗りつけます。

  • 歯検体塗布膜と判定膜が接触するようにバナぺリオを折りた畳み、反応を進行させます。

  • 歯垢に歯周病菌が存在すると判定膜中の発色剤と化学反応をおこし、青色になります。

  • 判定膜上のこの色調変化を肉眼で検知することで歯周病原菌の有無を判断します。

歯周内科治療とは?

歯周病は、歯周病菌を原因とする「感染症」です。そのため、完全に殺菌すれば解決するということは、 以前から認識されていました。しかしそれは非常に難しく、従来の方法では多少の効果はみられるものの、 歯周病菌を完全に除去できない以上、再発の恐れが常につきまとう状態でした。歯周内科治療とは簡単に言うと「お口の除菌治療」モニターを用いた顕微鏡検査によりお口の中の細菌の種類や数などを検査し、 その細菌に合うお薬や歯磨き粉を用いて、お口の中をきれいに除菌する治療で確実です。歯周病が進行していない場合でも、この方法を行えば、その先 歯周病が進行しにくくなるため、最適な予防法ともいえます。

歯周内科治療の治療方法

患者さんのお口の中の歯垢をほんの少し採取し、それを位相差顕微鏡で観察します。
それにより、今現在どんな歯周病菌がいるのか、カビ菌が多いのか、あるいは非常にきれいなのか、これからどういう状態になっていきそうなのかがわかってきます。
拡大表示したモニターの動画像を見ながら患者さんにご説明いたします。
そして、

  1. 細菌の除菌薬剤の使用
  2. カビの除去薬剤の使用、あるいはカビとり歯磨き剤での歯磨き
  3. 除菌後の歯石取り

と治療を進めてまいります。

位相差顕微鏡をこのように覗きます:歯垢を位相差顕微鏡で見た様子

歯周病と全身疾患

歯周病菌は、歯周病の進行悪化にとどまらず、歯肉の血管を通して簡単に血液中に入り込み菌血症を起こします。細菌が出す毒素や炎症物質が全身に回り、各臓器にも様々な悪影響を及ぼします。

歯周病と全身疾患の関係 歯周病菌による全身疾患への仕組み

いつまでも健康でいられるように、歯周病はそのまま放置しておかず、専門的な治療を受けましょう。また、自覚症状のない方も、歯周病に罹患していることがありますので、一年~半年に一度は歯周病検査や細菌検査、定期的なメンテナンスをお勧めいたします。

血管年齢の測定機械(血圧脈波検査:オムロン:form BP-203RPEⅢ)

また、当医院では、患者さんの健康増進につながるように、血管年齢の測定機械(血圧脈波検査:オムロン:form BP-203RPEⅢ)の設置をしております。簡単に検査できますので、ご希望の方はお申し出ください。